懸田克躬

懸田 克躬（かけた かつみ、1906年1月30日 - 1996年3月1日）は、日本の医学者、精神科医。専門は精神分析学、脳波学。 宮城県生まれ。東北帝国大学医学部卒。東京大学の講師を経て、順天堂大学教授、学長、学校法人順天堂大学(のち学校法人順天堂)理事。のち名誉教授、学校法人順天堂顧問、財団法人医学教育振興財団初代理事長。1988年から1992年まで学校法人順天堂理事長。学校法人順天堂としては初の創立者一族以外からの理事長就任であった。 日本における精神分析学・臨床脳波学の基礎を築いた。医学教育関連では前述のごとく、医学教育振興財団初代理事長、文部省大学設置審議会委員、厚生省医師研修審議会委員として医学教育行政にかかわった。医学教育振興財団から、医学教育の奨励に貢献した若手研究者に与えられる懸田賞が、1996年に創設された。