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Real:教育目標は現実的(Real)であらねばならない。学生の勉強意欲を促進するために教育の目標を設定します。その目標はまず学生にとって現実的(Real)であり、学生が納得して受け入られる魅力的なものにすべきです。このためには、その時代のニーズとその時代の学生の状況から、教育目標を柔軟に決める必要があります。

Understandable:教育目標は理解可能(Understandable)であらねばならない。教育目標は、学習者である学生に理解可能(Understandable)であるべきです。しばしば教員は、自分が分かっていることは学生も分かっていると思い込み勝ちです。また専門用語では、一言で言える内容も、分かりやすい表現に置き換えるのは、書く人自身が内容を相当しっかり理解している必要があります。このため、初心者にも分かる内容に書き上げるのは、以外に困難です。

Measurable:教育目標は測定可能(Measurable)であらねばならない。教育目標は、測定可能(Measurable)であるべきです。すなわち、目標に達したか否か判定できないと、客観的に評価できず、どうにでも解釈されたり、学習者に真意が伝わらなかったりで、せっかく示した目標が有効に働かなくなります。 それゆえ、学習者の行動を示す単語で、教育目標を書き上げることになります。その例は、「...できる。」 「... を理解している。」などです。

Behavioral:教育目標は行動的(Behavioral)であらねばならない。教育目標で書かれている内容は、抽象的ではなく表現ではなく、個人の行動的(Behavioral)の具体的な表現であるべきです。 学習して得られる行動には、認知、情意、精神運動などの領域に分類することができます。

Achievable:教育目標は到達可能(Achievable)であらねばならない。教育目標で書かれている内容は、使える教育資源(設備、教員等)や学習者個人の能力から判断して、実行可能なものであるべきです。すなわち、見栄ばかり張った内容、建前優先ではなく、記載が現実的な内容になります。