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 明治維新により西洋の教育が導入され、高等教育では9月入学が主流であった.しかし、富国強兵政策などの影響で、1886年より政府の会計年度が4月開始となり、会計年度に合うよう小学校で4月入学が奨励されるようになった。1888年、全国の師範学校も4月入学となった。1900年には、小学校が正式に4月入学となった。1919年からは旧制高校が4月入学となり、1921年には帝国大学も4月入学となった。
 2011年頃から、東京大学の総長が大学国際化の一つの手段として9月入学制度を提案している。賛成論者は、留学生が増加し、また欧米に留学しやすくなるという。反対論者は、大学の国際化の本質とはかけ離れており、入試後の半年のGAP termの使い方が大きな問題であると指摘している。