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医療系大学間共用試験実施評価機構(Common Achievement Tests Organization)。

本邦の医療系大学のうち、医学と歯学について臨床実習開始前の学生の能力を全国的に一定水準に確保するために,大学間で共通の評価試験を実施することを目的として創設された機構。医療倫理,コミュニケーション能力育成,技能・態度教育および医療における安全性への配慮と危機管理に関する教育を充実させ,学生も診療に参加する型の実習に転換するため、臨床実習開始前の学生の適性と能力を全国的に一定水準のレベルに確保することが必要である。共用試験は臨床実習開始前に,1)コンピューターを用いた客観試験(Computer Based Testing, CBT)によって知識の総合的理解度を評価し,2)客観的臨床能力試験(Objective Structured Clinical Examination, OSCE)によって態度・基本的臨床技能を評価することにより,一定水準以上の学生を臨床実習に参加させるために、80の医学部、29の歯学部が協力して推進している大学間で共通の評価システムである。