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バンデュラは,行動すれば上手くいくと分かっていながら,行動できるかどうかに自信が持てないような場合,これを,結果期待(outcome expectation)と効力期待(efficacy expectation)に区別し,知覚された効力期待を自己効力(self-efficacy)と呼んだ.結果期待とは「もしある行動をしたらある結果に至るであろうという期待」,効力期待とは「その結果に必要な行動を上手くやりとげられるという確信」のことである.自己効力が低ければ,行動に踏み切れず,望みの結果を得ることも不可能なままとなる.問題集を解けば理解が進むという期待があるだけでは行動には踏み切れず,自己効力の高まりが必要である.