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(ドイツ卒後研修規則

D137

 

卒後研修の研修期間

 

卒後研修規則(範型)から各科の研修期間だけ抜粋したもの

 

Weiterbildungszeit

 

訳者解説

 

ドイツの卒後研修規則全体についてはファイルD136訳者解説をご覧下さい。

D136では規則の条文(Part A)翻訳して紹介していますが、これとは別にPart BPart Cがあり、Part Bには各種専門資格、またPart Cには専門資格に付加される特殊な資格について、定義、専門名称(標榜名称)、研修目標、研修期間、研修内容が記述されています。   

これらは膨大な頁数で全部紹介することは不可能であるので、全体像把握する一助としてPart BPart C記載されている専門及び付加な卒後研修の研修期間だけを抜粋して、以下に紹介することにしました。

Part B記載されている専門資格は、取得するのに通常5年から6年の研修期間を要します。さらに特別な専門資格を取得する場合には、その分年数が加算されるものがあります。

また、Part C付加な特殊専門資格は、その性格が多岐にわたるので、研修年数を定めているもの、年数ではなく研修時間数や授業様式規定しているものなど、その条件は様々です。

ドイツの卒後研修規則の特色の一つは、研修過程に他の関連する専門科のコースや外来診療なども含む)をローテイトできることで、そこには自由選択の余地もあります。例えば、外科の研修過程では、関連ある麻酔放射などを選択研修することができます。

このファイルでは研修期間しか示していませんが、研修システムの全体像をある程度把握できるのではないかと思います。

Part Bでは、6.外科、7.婦人科及び産科、12.内科関係、13.小児及び若年者医学、22.病理、23.薬理学、26.精神医学及び精神療法28.放射では、サブスペシャルティの分け方に違いがありますが、それぞれの専門領域特性を考慮しての分類と考えられます

Part Cでは、それぞれの専門と研修の特性に応じた研修様式が作成されています。

 

ドイツの卒後研修システムを理解するには、さらにPart B及びPart Cに詳述されている研修目標研修内容、これとは別資料になる卒後研修内容に関する指針に示された研修実績の記入様式についても知る必要があります。何時になるか約束はできませんが、いくつかの科について後日例示したいと思っています。

20065

訳と編集 岡嶋道夫

 

研修期間のリスト

 

Part B 専門科、専門と重点の資格

以下の卒後研修はいずれも、卒後研修規則§511文により、医師によって資格を与えられた医師責任ある指導の下に、認可された卒後研修機関で実施されなければならないことになっている。

 

 

1.       専門科 麻酔 Gebiet Anaesthesiologie

60ヶ月、そのうち

·     48ヶ月を麻酔で、そのうち

-    12ヶ月までは他の専門科でもよい

-    18ヶ月までは外来領域

·     12ヶ月を集中医療で、そのうち

-    6ヶ月は他の専門科の集中医療でもよい

 

2.       専門科 解剖 Gebiet Anatomie

48ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までを病理でよい、そのうち

-    6ヶ月を他の専門科でもよい

3.       専門科 労働医学 Gebiet Arbeitsmedizin

60ヶ月、そのうち

·     24ヶ月を「内科及び一般医学

·     36ヶ月を労働医学、そのうち

-    12ヶ月までを他の専門科でもよい

·     360時間労働医学のクルズス卒後研修(§511文)

 

4.       専門科 眼科 Gebiet Augenheilkunde

60ヶ月、そのうち

·     36ヶ月まで外来領域でよい

 

5.       専門科 化学 Gebiet Biochemie

48ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは他の専門科でよい

 

6.       専門 外科 Gebiet Chirurgie

専門資格6.1から6.8に対する基礎卒後研修

24ヶ月基礎卒後研修、そのうち

·     6ヶ月は救急入院

·     6ヶ月は外科または他の専門科における集中医療

·     12ヶ月は外科、そのうち

-    6ヶ月は外来でもよい

 

6.1 専門 一般外科 FA Allgemeine Chirurugie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月、これに含まれるのは

·     12ヶ月は整形外科及び災害外科

·     12ヶ月は内臓外科

·     24ヶ月は一般外科または外科の他の領域、そのうち

-    12ヶ月は麻酔、婦人科及び産科、咽喉内科及び消化口腔顔面外科、神経外科、病理または泌尿でもよい

-    12ヶ月は外来領域でよい

 

6.2 専門 血管科 FA Gefäßchirurgie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月は血管科、そのうち

·     12ヶ月まで外科の他の専門科の一つ、または6ヶ月を麻酔、「内科及び血管学」または放射でよい

·     12ヶ月は外来領域でよい

 

6.3 専門 心臓科 FA Herzchirurgie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月は心臓科、そのうち

·     12ヶ月までは外科の他の専門科の一つ、「内科及び心臓」、または「小児及び若年者医学小児心臓」でもよく、外来領域でもよい

 

6.4 専門 小児外科 FA Kinderchirurgie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月は小児外科、そのうち

·     12ヶ月は小児及び若年者医学、そのうち

-    6ヶ月は小児及び若年者の集中ケア

·     6ヶ月は外科領域の他の専門科または麻酔口腔顔面外科、神経外科、放射または泌尿、または手の外科でもよい

·     12ヶ月までは外来領域でもよい

 

6.5   専門 整形外科及び災害外科 FA Orthopädie und Unfallchirurgie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月は整形外科及び災害外科、そのうち

·     12ヶ月は外科領域の他の専門科及び/または神経外科でもよい

·     12ヶ月は外来領域でもよい

 

6.6 専門 形成外科及びエステ外科 FA Plastische und Ästhetische Chirurgie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月は形成外科及びエステ外科、そのうち

·     12ヶ月は外科領域の他の専門科、咽喉、及び/または口腔顔面外科、または

6ヶ月は麻酔産婦人科及び産科または病理でもよい

·     12ヶ月は外来領域

 

6.7 専門 胸部外科 FA Thoraxchirurgie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月は胸部外科、そのうち

·     12ヶ月までは外科領域の他の専門科の一つ、「内科及び血液及び腫瘍」及び/または「内科及び呼吸」でよい

·     12ヶ月までは外来領域でもよい

 

6.8 専門 内臓外科 FA Visceralchirurgie

24ヶ月の外科専門科における基礎卒後研修及び

48ヶ月は内臓外科、そのうち

·     12ヶ月までは外科領域の他の専門科の一つ、麻酔、婦人科及び産科、「内科及び消化学」、「内科及び血液及び腫瘍」、病理及び/または泌尿でよい

·     12ヶ月までは外来領域でよい

 

7.       専門科 婦人科及び産科 Gebiet Frauenheilkunde und Geburtshilfe

60ヶ月、そのうち

·     6ヶ月までは他の専門領域でもよい

·     12ヶ月まではこの専門科の重点領域でもよい

·     24ヶ月までは外来領域でもよい

及び

精神身体基礎ケアの80時間のクルズス卒後研修

 

重点 婦人科分泌及び生殖医学 SP Gynäkologische Endokrinologie und Reproduktionsmedizin

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は専門科の卒後研修でよい

·     24ヶ月は外来領域でよい

 

重点 婦人科腫瘍 SP Gynäkologische Onkologie

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは専門科の卒後研修でよい

·     6ヶ月は外来領域でよい

 

重点 特殊産科及び周産期医学 SP Spezielle Geburtshilfe und Perinatalmedizin

36ヶ月、そのうち

·     6ヶ月は人類遺伝または新生でよい

·     12ヶ月までは専門科の卒後研修でよい

·     12ヶ月までは外来領域でよい

 

8. 専門科 咽喉 Gebiet Hals-Nasen-Ohrenheilkunde

専門資格8.1及び8.2に対する基礎卒後研修

24ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は外来領域でよい

 

8.1 専門 咽喉 FA Hals-Nasen-Ohrenheilkund

24ヶ月、咽喉基礎卒後研修、

及び

36ヶ月、咽喉の卒後研修、そのうち

·     6ヶ月は外科または病理のどれか、または麻酔、「小児及び若年者医学」、口腔顔面外科、神経外科または言語発声小児聴覚障害でもよい

·     12ヶ月は外来領域でもよい

 

8.2 専門 言語発声小児聴覚障 FA Sprach-, Stimm- und kindliche Hörstörungen

24ヶ月、咽喉基礎卒後研修

及び

36ヶ月、言語発声小児聴覚障、そのうち

·     6ヶ月は咽喉小児及び若年者医学小児及び若年者精神医学及び精神療法神経または心身医学及び精神療法でもよい

 

9. 専門科 皮膚及び性病 Gebiet Haut- und Geschlechtskrankheiten

60ヶ月、そのうち

·     30ヶ月までは外来領域でよい

 

10. 専門科 人類遺伝 Gebiet Humangenetik

60ヶ月、そのうち

·     24ヶ月は人類遺伝患者ケア

·     12ヶ月は細胞検査

·     12ヶ月は分子遺伝検査

·     12ヶ月は直接患者をケアする領域

 

11. 専門科 衛生及び環境医学 Gebiet Hygiene und Umweltmedizin

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は他の専門科における病棟での患者のケア

·     12ヶ月までは薬理学及び/または労働医学生物ウイルス学及び感染疫学及び/または公衆衛生でもよい

 

12. 内科及び一般医学領域 Gebiet Innere Medizin und Allgemeinmedizin

12.1 専門 内科及び一般医学家庭) FA Innere und Allgemeinmedizin (Hausarzt)

60ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア、そのうち

-    12ヶ月までは直接患者ケアをする専門科(3ヶ月の区分でもよい)でもよく、それを外来領域で行ってもよい

·     24ヶ月の卒後研修は家庭外来診療、そのうち

-    6ヶ月は外科(3ヶ月の区分でもよい)でもよい

·     80時間の§48)による心身医学基礎ケアのクルズス卒後研修

 

12.2 専門 内科 FA Innere Medizin (Internist/Internistin)

12.2の「内科専門」は2003年の卒後研修規則改定の時には削除された。しかし、それまでの規則では内科専門という専門存在した。また、ヨーロッパでは「内科専門」が広く存在するので、そのような医師はドイツで開業する場合内科専門標榜できなくなってしまう。そこでEUはドイツの新しい制度異議を唱えた。その結果12.2という形で内科専門挿入されることになった。】

研修期間とその内容を示すドイツ語の表現訳者にとって難解であるので、以下記述不正なものであることを了解していただきたい。】

60ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は内科及び一般医学領域における病棟研修

·     24ヶ月は内科病棟研修

- 6ヶ月は内科集中医療、これは初期36ヶ月の期間に行うことができる
または

   24ヶ月の12.2及び/または12.3専門における病棟研修、これは少なくとも最低2種類専門で行う

内科及び一般医学専門で、12.2及び12.3の2種類専門資格取得するときは、少なくとも合計8年の研修期間を要する。

 

12.3.1 専門 内科及び重点 血管学 FA Innere Medizin und SP Angiologie

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア

及び

·     36ヶ月は重点血管学での卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

12.3.2 専門 内科及び重点 内分及び糖尿学 FA Innere Medizin und SP Endokrinologie und Diabetologie 

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア

及び

·     36ヶ月は重点分泌及び糖尿学での卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    6ヶ月は分泌検査で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

12.3.3 専門 内科及び重点 消化学 FA Innere Medizin und SP Gastroenterologie 

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア

及び

·     36ヶ月は重点消化学での卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

12.3.4 専門 内科及び重点 血液及び腫瘍 FA Innere Medizin und SP Hämatologie und Onkologie

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア

及び

·     36ヶ月は重点血液及び腫瘍での卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    6ヶ月は血液-及び腫瘍検査で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

12.3.5 専門 内科及び重点 心臓 FA Innere Medizin und SP Kardiologie

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア

及び

·     36ヶ月は重点心臓の卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

12.3.6 専門 内科及び重点 腎臓学 FA Innere Medizin und SP Nephro logie

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア

及び 

·     36ヶ月は重点での卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    6ヶ月は透析で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

12.3.7 専門 内科及び重点 呼吸 FA Innere Medizin und SP Pneumologie

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟におけるないか患者のケア

及び

·     36ヶ月は重点呼吸病学での卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

12.3.8 専門 内科及び重点 リュウマチ学 FA Innere Medizin und SP Rheumatologie

72ヶ月、そのうち

·     36ヶ月は病棟における内科患者のケア

及び

·     36ヶ月は重点リュウマチ学での卒後研修、そのうち

-    6ヶ月は内科集中医療で行う

-    6ヶ月はリュウマチ-免疫検査で行う

-    18ヶ月までは外来領域でもよい

 

13.   専門科 小児及び若年者医学 Gebiet Kinder- und Jugendmedizin

60ヶ月、そのうち

·     6ヶ月は小児及び若年者の集中医療ケアで行う

·     12ヶ月までは小児及び若年者精神医学及び精神療法及び/または小児外科でもよい。または6ヶ月は他の専門科でもよい

·     12ヶ月まではこの専門科の重点卒後研修でもよい

·     24ヶ月までは外来領域でもよい

 

重点 小児血液及び腫瘍 SP Kinder-Hämatologie und Onkologie

36ヶ月、そのうち

·     6ヶ月は血液腫瘍検査で行う

·     12ヶ月までは専門研修のなかでもよい

·     12ヶ月までは外来領域でもよい

 

重点 小児心臓 SP Kinder-Kardiologi

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは専門研修のなかでもよい

·     18ヶ月までは外来領域でもよい

 

重点 新生 SP Neonatologie

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは専門研修のなかでもよい

·     6ヶ月は麻酔または婦人科及び産科でもよい

 

重点 神経小児学 SP Neuropädiatrie

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは専門研修のなかでもよい

·     18ヶ月は外来領域でもよい

 

14. 専門科 小児及び若年者精神医学及び精神療法 Gebiet Kinder- und Jugendpsychiatrie und psychotherapie

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は小児-若年者医学精神医学及び精神療法及び/または心身医学及び精神療法で行う、そのうち

-    6ヶ月は神経または神経小児学でもよい

 

15. 専門科 臨床検査医学 Gebiet Laboratoriumsmedizin

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は「内科及び一般医学」及び/または小児及び若年者医学における病棟患者ケアで行う

·     6ヶ月は生物検査で行う

·     6ヶ月は感染血清検査で行う

·     6ヶ月は免疫血液検査で行う

12ヶ月までは生物ウイルス学及び感染疫学でもよい

·     6ヶ月までは輸血医学でもよい

 

16. 専門科 生物ウイルス学及び感染疫学 Gebiet Mikrobiologie, Virologie und Infektionsepidemiologie

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は直接患者をケアする専門科でおこなう

·     12ヶ月までは衛生及び環境医学及び/または臨床検査医学でもよい

 

17. 専門科 口腔-顎-顔面科学 Gebiet Mund-Kiefer-Gesichtschirurgie

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは外科及び/または麻酔咽喉及び/または神経外科でもよい

·     24ヶ月までは外来領域でもよい

 

18. 専門科 神経科学 Gebiet Neurochirurgie

72ヶ月、そのうち

·     48ヶ月は病棟での患者のケアを行う

·     6ヶ月は神経外科患者集中医療ケアを行う

·     12ヶ月までは外科及び/または神経神経理学及び/または神経放射

または6ヶ月の麻酔眼科咽喉小児及び若年者医学または口腔顔面外科でもよい

 

19. 専門科 神経 Gebiet Neurologie

60ヶ月、そのうち

·     24ヶ月は病棟神経患者のケアを行う

·     12ヶ月は精神医学及び精神療法を行う

·     6ヶ月は神経患者集中治療ケアを行う

·     12ヶ月までは「内科及び一般医学」及び/または神経外科、神経理学神経放射及び/または心身医学及び精神療法でもよい

·     24ヶ月までは外来領域でもよい

 

20. 専門科 医学 Gebiet Nuklearmedizin

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は病棟における患者ケア、そのうち

-    6ヶ月は他の専門科でもよい

·     12ヶ月までは放射でもよい

 

21. 専門科 公衆衛生 Gebiet Öffentliches Gesundheitswesen

60ヶ月、そのうち

·     18ヶ月は公衆衛生で行う、そのうち

-    9ヶ月は保健衛生局で行う

·     6ヶ月(720時間)は公衆衛生に対するクルズス卒後研修、これは

-    3ヶ月のPublic Health(原文英語)の卒後クルズスを含んでもよい

·     36ヶ月は直接患者をケアする専門科で行う、このうち

-    6ヶ月は精神医学及び精神療法で行う

 

22. 専門科 病理 Gebiet Pathologie

専門資格22.1及び22.2に対する基礎卒後研修

24ヶ月基礎卒後研修

 

22.1 専門 神経理学 FA Neuropathologie

24ヶ月は病理基礎卒後研修、及び

48ヶ月は神経理学専門のための卒後研修、このうち

·     12ヶ月は神経外科、神経神経小児神経放射及び/または精神医学及び精神療法でもよい

 

22.2 専門 病理 FA Pathologie

24ヶ月は病理基礎卒後研修

48ヶ月は病理専門のための卒後研修を行う、このうち

·     12ヶ月は直接患者をケアする専門科でもよい

 

23. 専門科 薬理学 Gebiet Pharmakologie

24ヶ月は基礎卒後研修、そのうち

·     12ヶ月は直接患者をケアする専門

 

23.1 専門 臨床薬理学 FA Klinische Pharmakologie

24ヶ月は薬理学基礎卒後研修

36ヶ月は臨床薬理学専門のための卒後研修、そのうち

·     12ヶ月までは直接患者をケアする専門科でもよい

 

23.2 専門 薬理学及び中毒 FA Pharmakologie und Toxikologi

24ヶ月は薬理学基礎卒後研修

36ヶ月は薬理学及び中毒専門のための卒後研修

 

24. 専門科 理学及びリハビリ医学 Gebiet Physikalische und Rehabilitative Medizin

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は病棟における患者ケアを外科及び/または婦人科及び産科、神経外科及び/または神経外科及び/または泌尿で行う

·     12ヶ月は病棟における患者ケアを「内科及び一般内科」及び/または麻酔小児及び若年者医学及び/または神経で行う

·     12ヶ月までは外来領域でもよい

 

25. 専門科 生理 Gebiet Physiologie

48ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は他の専門科でもよい

 

26. 専門科 精神医学及び精神療法 Gebiet Psychiatrie und Psychotherapie

60ヶ月、そのうち

·     24ヶ月は病棟精神医学及び精神療法及び精神療法患者ケアを行う

·     12ヶ月は神経で行う

·     12ヶ月まではこの科の重点卒後研修でもよい

·     12ヶ月までは小児及び若年者精神医学及び精神療法でもよい、または6ヶ月は「内科及び一般内科」または神経外科または神経理学でもよい

·     24ヶ月までは外来領域でもよい

 

重点 司法精神医学 SP Forensische Psychiatri

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は専門卒後研修の期間中でもよい

 

27. 専門科 心身医学及び精神療法 Gebiet Psychosomatische Medizin und Psychotherapie

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は精神医学及び精神療法で行う、そのうち

-    6ヶ月は小児及び若年者精神医学及び精神療法でもよい

12ヶ月は「内科及び一般医学」、そのうち

-    6ヶ月は直接患者をケアする専門科でよい

·     24ヶ月までは外来領域でもよい

 

28.   専門科 放射 Gebiet Radiologie

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは直接患者をケアする専門科でよい

·     12ヶ月まではこの専門科の重点でよい

 

重点 小児放射 SP Kinderradiologie

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは病棟における患者ケアを小児外科及び/または小児及び若年者医学でもよい

·     12ヶ月までは専門卒後研修の期間中でもよい

 

重点 神経放射 SP Neuroradiologie

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは病棟における患者ケアを神経外科及び/または神経でもよい

·     12ヶ月までは専門卒後研修の期間中でもよい

 

29. 専門科 医学 Gebiet Rechtsmedizin

60ヶ月、そのうち

·     6ヶ月は病理で行う

·     6ヶ月は精神医学及び精神療法または司法精神医学で行う

·     6ヶ月は病理または公衆衛生薬理学及び中毒精神医学及び精神療法または司法精神医学でもよい

 

30. 専門科 放射治療 Gebiet Strahlentherapie

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月は病棟における患者ケアを行う、そのうち

-    6ヶ月は他の専門科でもよい

·     12ヶ月までは放射でもよい

 

31. 専門科 輸血医学 Gebiet Transfusionsmedizin

60ヶ月、そのうち

·     24ヶ月は病棟における患者のケアを外科及び/または「内科及び一般医学」及び/または麻酔、婦人科及び産科、小児及び若年者医学神経外科及び/または泌尿で行う、そのうち

-    6ヶ月は外来領域でもよい

·     12ヶ月までは臨床検査医学でもよい、そのうち

-    6ヶ月は生物ウイルス学及び感染疫学でもよい

 

32. 専門科 泌尿学 Gebiet Urologie

60ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは病棟における患者ケアを外科でもよい

·     6ヶ月は他の専門科でもよい

·     12ヶ月までは外来領域でもよい

 

 


Part C: 付加卒後研修

 

卒後研修規則 §4種類内容及び期間

(8)卒後研修規則がクルズスの学習規定しているときは、事前にそれぞれのクルズスとその指導者が、企画実施場所を管轄する医師によって認可されていることが必要である。これらのクルズスは医師規定した条件適合しなければならない。

卒後研修規則 §5資格

(1)1専門と重点における卒後研修は、医師によって資格を与えられた医師責任ある指導の下に、認可された卒後研修機関で実施される。2この資格の条件は、Part Cに別途の規定がない限り、付加資格の卒後研修に対しても適用される。

 

医師の質マネージメント Ärztliches Qualitätsmanagement

200時間医師の質マネージメントのクルズス卒後研修(§48)による)

 

鍼 Akupunktur

·     120時間の実習を伴った鍼とクルズス卒後研修(§48)による)と、卒後研修指導資格者の指導による

·     60時間の実際的鍼治療

·     20時間症例セミナー最低24ヶ月の間に最低5回の会合を開いて行う 

 

アレルギー 学 Allergologie

18ヶ月(§512文による)、そのうち

·     12ヶ月までは咽喉皮膚及び性病科、「内科及び呼吸」及び/または小児及び若年者医学の卒後研修期間内に行うことができる

 

男性 Andrologie

18ヶ月(§512文による)、そのうち

·     6ヶ月は皮膚及び性病科、「内科及び分泌及び糖尿学」または泌尿の卒後研修期間内に行うことができる

 

産業医 Betriebsmedizin

36ヶ月(§511文による)、そのうち

·     12ヶ月は「内科及び一般医学

·     24ヶ月は産業医労働医学、この期間内に

360時間のクルズス卒後研修

 

皮膚組織 Dermatohistologie

24ヶ月の皮膚組織(§512文)または病理(§511文)、そのうち

·     6ヶ月は皮膚及び性病科でもよい

 

糖尿学 Diabetologie

18ヶ月、糖尿学の卒後研修資格者のもと(§512文)または「内科及び分泌及び糖尿学」(§511文)において、そのうち

·     6ヶ月は「内科及び一般医学」または小児及び若年者医学でもよい

 

航空医学 Flugmedizin

·     6ヶ月、卒後研修資格者のもとで(§512文)

·     180時間航空医学のクルズス卒後研修(§4(8)による)

 

老年医学 Geriatrie

18ヶ月、卒後研修資格者のもとで(§512文)

 

人科剥離細胞 Gynäkologische Exfoliativ-Zytologie

卒後研修の最短期間必要でない。

卒後研修は婦人科剥離細胞(§512文による)または病理(§511文による)の卒後研修資格者の指導で行われる

 

止血学 Hämostaseologie

12ヶ月、卒後研修資格者のもとで(§512文による)、そのうち

·     6ヶ月は「内科及び血管学」、「内科及び血液及び腫瘍」または輸血医学で行う

 

手の外科 Handchirurgie

36ヶ月(§512文による)、そのうち

·     12ヶ月までは一般外科小児外科整形外科及び災害外科または形成及びエステ外科でもよい

 

ホメオパチー Homöopathie

·     6ヶ月(§512文による)、卒後研修資格者のもとで、または監督を含めた100時間症例セミナー補充

·     160時間ホメオパチーのクルズス卒後研修(§48)による)

 

感染学 Infektiologie

12ヶ月(§512文による)、そのうち

·     6ヶ月は「内科及び一般医学」または小児及び若年者医学または生物ウイルス学及び感染疫学でもよい

 

集中医療 Intensivmedizin

24ヶ月(§512文による)、そのうち

·     6ヶ月-麻酔: 12ヶ月-専門卒後研修期間でもよい

6ヶ月は他の専門科の集中医療でもよい

 

小児分泌及び糖尿学 Kinder-Endokrinologie und -Diabetologie

36ヶ月(§512文による)、そのうち

·     12ヶ月は専門卒後研修期間でもよい

·     18ヶ月は外来領域でもよい

 

小児胃腸 Kinder-Gastroenterologie

18ヶ月(§512文による)

 

小児腎臓学 Kinder-Nephrologie

36ヶ月(§512文による)、そのうち

·     12ヶ月は専門卒後研修期間でもよい

·     18ヶ月は外来領域でもよい

 

小児整形外科 Kinder-Orthopädie

18ヶ月(§512文による)、

·     6ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

 

小児呼吸器学 Kinder-Pneumologie

36ヶ月(§512文による)、そのうち

·     12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

·     18ヶ月までは外来領域でもよい

 

小児リハビリ学 Kinder-Rheumatologie

18ヶ月(§512文による)

 

臨床検査診断専門科と結合した Labordiagnostik fachgebunden

6ヶ月、臨床検査医学(§511文)または専門科と連結した臨床検査診断(§512文)

 

磁気共鳴断層撮影 Magnetresonanztomographie - fachgebunden

24ヶ月(§511文による)、そのうち

·     12ヶ月までは放射の卒後研修資格者の下でよい(§512文による)

·     12ヶ月までは外来領域でもよい

 

カイロプラクティック Manuelle Medizin / Chirotherapie

·     120時間カイロプラクティックにおける基礎クルズス(§48)による)

·     200時間カイロプラクティックの主体クルズス(§48)による)

 

薬物による腫瘍治療 Medikamentöse Tumortherapie

12ヶ月、薬物による腫瘍治療の卒後研修資格者(§512文による)または「内科及び血液及び腫瘍」の下で(§511文による)、そのうち

·     6ヶ月は直接患者をケアする専門科でもよい

 

医学情報学 Medizinische Informatik

·     12ヶ月、患者ケアに結びついた医学情報施設、または次のものでも補える

·     360時間医学情報におけるクルズス卒後研修(§48)による)

·     480時間の実習またはプロジェクト作業(§512文による)

 

自然療法 Naturheilverfahren

·     3ヶ月の卒後研修資格者の下での卒後研修(§512文による)、または80時間の監督の下での症例セミナー

·     160時間自然療法のクルズス卒後研修(§48)による)

 

救急医学 Notfallmedizin

·     6ヶ月の集中医学麻酔または卒後研修資格者の指導の下での救急入院(§511文による)

·     80時間一般及び専門救急処置及び責任を持った救急医の指導と結びついたクルズス卒後研修(§48)による)

·     50回の救急医同乗の救急または救助ヘリコプターでの出動

 

整形外科的リュウマチ学 Orthopädische Rheumatologie

36ヶ月、そのうち

·     12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい(§512文による)

·     6ヶ月は「内科及びリュウマチ学」または小児リュウマチ学でもよい

 

緩和医療 Palliativmedizin

·     12ヶ月を卒後研修資格者の下で(§512文による)、または監督下での120時間症例セミナー部分に?代替できる

·     40時間緩和医療のクルズス卒後研修(§48)による)

 

静脈 Phlebologie

18ヶ月(§512文による)、そのうち

·     6ヶ月は血管科、皮膚及び性病科、「内科及び一般医学」または「内科及び血管学」の卒後研修期間でもよい

 

理学療法療法 Physikalische Therapie und Balneologie

·     12ヶ月、理学療法療法(§512文による)または理学及びリハビリ医学(§511文による)で

·     240時間の理学療法療法のクルズス卒後研修(§48)による)

 

形成手術 Plastische Operationen

24ヶ月(§512文による)

 

直腸肛門病学 Proktologie

12ヶ月(§512文による)、そのうち

·     6ヶ月は一般外科小児外科内臓外科、皮膚及び性病科、婦人科及び産科、「内科及び一般医学」、「内科及び消化学」まあは泌尿でよい

 

精神分析 Psychoanalyse

卒後研修期間は、研修内容のところで示す

卒後研修は卒後研修資格者の指導のものに行われる(§512文による)

 

精神療法専門科と結合した Psychotherapie - fachgebunden

卒後研修期間は、研修内容のところで示す

卒後研修は卒後研修資格者の指導のものに行われる(§512文による)

 

リハビリテーション Rehabilitationswesen

·     12ヶ月はこのリハビリテーション(§512文による)または理学及びリハビリ医学で(§511文による)

·     160時間はこのリハビリテーションまたは社会医学基礎クルズス(§48)による)

·     160時間はこのリハビリテーションにおける主体クルズス(§48)による)

 

レントゲン診断専門科と結合した Röntgendiagnostik - fachgebunden

·     18ヶ月は放射の卒後研修資格者(§511文による)または放射診断専門科と結合した-の卒後研修資格者(§512文による)において骨格レントゲン診断、そのうち

-    18ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

及び/または

·     12ヶ月は放射の卒後研修資格者(§511文による)または放射診断専門科と結合した-の卒後研修資格者(§512文による)において胸郭レントゲン診断、そのうち

-    12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

及び/または

·     12ヶ月は放射の卒後研修資格者(§511文による)または放射診断専門科と結合した-の卒後研修資格者(§512文による)において消化レントゲン診断、そのうち

-    12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

及び/または

·     12ヶ月は放射の卒後研修資格者(§511文による)または放射診断専門科と結合した-の卒後研修資格者(§512文による)において尿管レントゲン診断、そのうち

-    12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

及び/または

·     12ヶ月は放射の卒後研修資格者(§511文による)または放射診断専門科と結合した-の卒後研修資格者(§512文による)において乳房レントゲン診断、そのうち

-    12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

 

睡眠医学 Schlafmedizin

18ヶ月、睡眠研究室で(§512文による)、そのうち

·     6ヶ月は咽喉、「内科及び呼吸」、小児及び若年者医学神経または精神医学及び精神療法でもよい

 

社会医学 Sozialmedizin

·     12ヶ月(§512文による)、

·     160時間社会医学またはリハビリテーション基礎クルズス(§48)による)

·     160時間社会医学の主体クルズス(§48)による)

 

専門整形外科手術 Spezielle Orthopädische Chirurgie

36ヶ月(§512文による)、そのうち

·     12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

 

専門疼痛治療 Spezielle Schmerztherapie

·     12ヶ月(§512文による)、

·     80時間専門疼痛治療におけるクルズス卒後研修(§48)による)

 

専門災害外科 Spezielle Unfallchirurgie

36ヶ月(§512文による)、そのうち

·     12ヶ月までは専門卒後研修期間でもよい

 

スポーツ医学 Sportmedizin

·     12ヶ月(§512文による)、スポーツ医学施設、またはanteiligに次のもので補える

·     240時間スポーツ医学のクルズス卒後研修及びそれに引き続いて(§48)による)

·     120時間スポーツ協会または他の同様施設の卒後研修資格者の指導のもとに最低12ヶ月の間にスポーツ医師として従事する

 

依存医学基礎ケア Suchtmedizinische Grundversorgung

50時間依存医学の基本的ケアのクルズス-卒後研修(§48)による)

 

熱帯医学 Tropenmedizin

·     12ヶ月熱帯医学施設(§512文による)

·     12ヶ月、熱帯または熱帯医学施設における患者ケアに熱帯医学として従事

·     3ヶ月の熱帯医学及び医学寄生のクルズス卒後研修(§48)による)

 

以上